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伊澤タオル(365A)のIPOセカンダリー予想

※伊澤タオル公式サイト引用

 伊澤タオル(365A)がIPO(新規上場)承認が発表されましたのでIPOセカンダリーについて、予想していきたいと思います。

1 事業内容

 タオル製品等の企画、製造及び販売の単一セグメントで事業を展開している ※ファブレスメーカー になります。
 消費者目線を第一として日用品としてのタオルの使い心地にこだわり続けており、「悩んだらこのタオルを買えば間違いない」というタオルのグローバル・スタンダードを創ることをビジョン掲げています。外食に行くといったらくら寿司かなと思い浮かべるようなものでしょうか。(うちだけかな?)

※ファブレスメーカーとは、自社では工場(ファブ:fab)を持たず、製品の企画・設計・販売を行い、製造は外部の工場に委託する企業のことをいいます。

2決算情報

決算期2024年2月期2025年2月期2026年2月期(予想)
売上高9,938,8179,825,36010,884,000
経常利益1,771,877980,080849,000
当期純利益1,103,069578,533499,000
売上前年比-1.14%10.77%
当期純利益前年比-47.55%-13.75%

3 2026年2月期予想PERシュミレーションと配当金

750円の場合900円の場合1125円の場合
PER15.03倍18.04倍22.55倍
配当利回り(35.04円)4.67%3.89%3.11%

4 類似企業の売上比較(前々期-前期、売上前期-今期)、純利益比較(前々年期-前期比、前期-今期比)、PER、配当利回り(R7.6.6時点)

売上前々年-前年売上前年-今期当期純利益前々年-前年当期純利益前年-今期今期予想PER今期予想配当利回り
3123サイボー-9.85%-0.42%-12.24%-1.36%7.79倍3.31%
3045カワサキ24.83%1.83%42.93%0.34%10.16倍3.60%
365A伊澤タオル-1.14%10.77%-47.55%-13.75%※15.03倍※4.67%

※1株750円の場合

5 セカンダリー予想

 

 テーマ性:人気があるテーマか(例:AI関連や宇宙関連)
 成長性 :営業収益、純利益の対前年度比や市場成長性等
 割安性 :類似企業とのPER及び配当利回りの比較
 新奇性 :新しい業種、業態か
 主観  :筆者の直観
 各10点満点

総合評価21/50(C評価)  

 伊澤タオル(365A)はタオルを主力製品として扱っており、他の上場企業でタオルを主力製品としている企業は見当たらない。同じスタンダード市場である3123サイボーと3045カワサキは繊維製品を扱っており時価総額も近いため類似企業として選定。類似企業と比較して成長率が特段高いとは言えず、今期予想PERも高めであるが配当利回りが高いので株価が安いところは拾われていくように思う。

 上場後~3か月のレンジ予想 500円-1000円

↓株価がいくらになったらPERかを表示できるようにしています。購入金額の目安としてご利用ください。
※ EPSは今期会社予想値を入れています。





※本記事はあくまで情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。ご判断は自己責任でお願いします。

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この記事を書いた人

シュセン堂
2018年、子どもの教育資金や将来の資産形成への不安から株式投資をスタート。2020年には信用取引に挑戦し、-50万円の損失を経験。勝率を上げるためIPO投資に注目し、以降はIPOセカンダリーやバイオベンチャーを中心に投資を続ける。個別株デイトレや集中投資した銘柄のワラント等で大損を経験しながら、試行錯誤の末、2025年5月末時点で累計+650万円の黒字に到達。現在は、利益の出やすさを実感したIPOセカンダリー投資を軸に、資産運用やお金と絡めた日常のあれこれをゆる~く発信中。

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