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みのや(386A)のIPOセカンダリー予想

 みのや(386A)のIPO(新規上場)承認が発表されましたのでIPOセカンダリーについて、予想していきたいと思います。

基本情報

基本データ
上場予定日2025年7月18日
ブックビルディング期間2025年7月2日~7月8日
市場区分スタンダード市場
仮条件1,440~1,540
上場時発行済み株式数3,500,000 株
時価総額(仮条件最高値想定)約53.9億円
配当金額(今期予想)10.00 円
会社HPhttps://www.machioka.co.jp/
業種分類小売業
幹事団みずほ証券(主幹事)
東海東京証券
丸三証券
岩井コスモ証券
むさし証券
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券

事業内容

 菓子小売事業を行っており、菓子専門店「おかしのまちおか」をチェーン展開をしており、菓子小売事業の単一セグメントになります。

 菓子は「おいしさ」や「楽しさ」だけでなく、「癒し」や「安らぎ」等の様々な感情を与えてくれる存在であり、今や私たちの日常生活には欠かせないアイテムであると考えているようです。

 仕事を始めて数年ぐらいはお菓子を全く食べませんでしたが、子どもたちが生まれてお菓子を一緒に食べている時のリラックス感というか、みのやさんが言っている「癒し」や「安らぎ」等の感情を与えるというのはわかる気がします。

 全国規模の過度な出店を行わず、関東圏、中京圏及び関西圏に的を絞ったドミナント出店を基本方針とする地域密着型を重視したリージョナルチェーン展開(※)を推進し、2025年5月末現在の営業店舗数は207店舗に拡大しているようです。

リージョナルチェーンとは
特定の商圏でチェーン展開しているチェーンストアを指す。ひとつの地域を商圏とするローカルチェーンと全国の商圏を対象に展開するナショナルチェーンの中間。

 一部メーカーとの共同開発による「まちおか限定商品」の取扱いにも注力し、その魅力を訴求していくことにより、競合他社との差別化も図っているようです。

 

 ※有価証券届出書引用

決算情報

決算期 2021年6月期 2022年6月期 2023年6月期 2024年6月期 2025年6月期(予想)
売上高 16,976 18,096 20,142 22,540 24,100
経常利益 220 377 723 1,045 775
当期純利益 109 211 391 714 432
売上前年比 6.60% 11.31% 11.91% 6.92%
当期純利益前年比 93.58% 85.31% 82.61% -39.50%

2025年6月期予想PERシュミレーションと配当金

1540円 1848円 2310円
PER 12.48倍 14.97倍 18.72倍
配当利回り(10.00円) 0.65% 0.54% 0.43%

※ 本サイトで表示しているPERの計算の基となるEPSの計算は、割安性の目安として現在の株式数(自己株式数含む)で算出しています。会計基準上のEPS(期中平均株式ベース、自己株式数を含まない)とは異なる点にご注意ください。

類似企業の売上等比較(R7.7.10時点)

売上前々期 売上前期 売上今期(予想) 利益前々期 利益前期 利益今期(予想) 発行株式数 時価総額(今期予想)
2226 湖池屋 54,829 59,383 63,600 2,208 2,590 2,700 10,670,000 51,536
141A トライアルホールディングス 653,112 717,948 802,900 8,084 11,439 10,400 122,373,300 322,087
386A みのや 20,142 22,540 24,100 391 714 432 3,500,000 5,390
売上前々年-前年 売上前年-今期 純利益前々年-前年 純利益前年-今期 予想PER 予想配当利回り
湖池屋 8.31% 7.10% 17.30% 4.25% 19.09倍 1.14%
トライアルホールディングス 9.93% 11.83% 41.50% -9.08% 30.97倍 0.61%
みのや 11.91% 6.92% 82.61% -39.50% 12.48倍 0.65%

2025.6末時点 小売業平均PER スタンダード 加重平均PER 26.4倍
2025.6末時点 食品業平均PER スタンダード 加重平均PER 16.3倍

※みのや1株1,540円の場合

セカンダリー予想

 

 テーマ性:人気があるテーマか(例:AI関連や宇宙関連)
 成長性 :営業収益、純利益の対前年度比や市場成長性等
 割安性 :類似企業とのPER及び配当利回りの比較
 新奇性 :新しい業種、業態か
 主観  :筆者の直観
 各10点満点

総合評価26/50(C評価)  

 セカンダリーは見送る予定です。

菓子専門の小売業で、「おいしさ」「楽しさ」「癒し」「安らぎ」とコンセプトが良く、店内の写真を見るだけでも楽しさを感じますが、高い成長性は感じられないためセカンダリーは見送る予定です。IPOの初値は良さそうですね。

 上場後~3か月のレンジ予想 1,540円-2,500円

 ↓株価がいくらになったらPERかを表示できるようにしています。購入金額の目安としてご利用ください。
※ EPSは今期予想値(今期会社予想純利益を基に独自算出)を入れています。





※本記事はあくまで情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。ご判断は自己責任でお願いします。

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この記事を書いた人

シュセン堂
2018年、子どもの教育資金や将来の資産形成への不安から株式投資をスタート。2020年には信用取引に挑戦し、-50万円の損失を経験。勝率を上げるためIPO投資に注目し、以降はIPOセカンダリーやバイオベンチャーを中心に投資を続ける。個別株デイトレや集中投資した銘柄のワラント等で大損を経験しながら、試行錯誤の末、2025年5月末時点で累計+650万円の黒字に到達。現在は、利益の出やすさを実感したIPOセカンダリー投資を軸に、資産運用やお金と絡めた日常のあれこれをゆる~く発信中。

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